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賛助会会長あいさつ

(一社)香川県建築士事務所協会 賛助会 会長 武田美治 (一社)香川県建築士事務所協会 賛助会
 会長 武田 美治
 武田建設(株)


業界を担う若者の未来に向けて


 平素は(一社)香川県建築士事務所協会 賛助会の活動に格別のご理解とご協力を頂き有り難うございます。昨年度は恒例のボーリング大会を2回、ゴルフコンペを1回、建設セミナーを3回、工場見学会を1回それぞれ開催を致しました。ご協力を頂きました皆様に心より御礼申しあげます。本年度も事務所協会の皆様の御指導の下、各委員会で精一杯取り組んで参りますのでよろしくお願い致します。

 さて平成28年度は4月14日から始まった熊本地震で幕が開きました。その後4,000回を超える余震の中で大きな被害が出ており、熊本、大分の皆様には不安な日々が続いております。被災されました皆様には心よりお見舞いを申しあげます。

 今年は平成29年です。国土交通省を中心に進めてきました「社会保険未加入問題」の答えを出す年です。いよいよ本年4月より5年をかけて準備をしてきました、社会保険未加入者の現場への入場が制限されます。しかしながらその対応は元請各社バラバラで有り、特にゼネコンと地方の工務店とでは大きな温度差があるのも事実です。これから東京オリンピック関連の大型工事が着工し、大都市では建設ラッシュが始まろうとしていますが、地方の小さな町では数年先が読めません。現在の単価アップの現象は各企業が社会保険加入を促進しているからでも無く、作業員全体の年収を目標を持って確保しようとしているわけでもありません。だだ全体の工事量が増え、その消化に必要な作業員が減少してしまっているからに他なりません。工事量が減り、作業員が余ってくるとまた元の木阿弥。その時になれば頑張って社会保険を掛けないですり抜けてきた業者が単価競争力のある勝ち組になってしまう。被害妄想でも無く、その様なことが現実に起こるように思います。こんな事態はなんとしても回避せねばなりません。結局、公平を期するためには福利厚生費の別枠支給。つまり掛けた企業へ掛けた分だけ支払う様にできないものだろうかと思います。国土交通省の提唱する期限まで後数ヶ月ですが、数年先の工事量が不透明な一部の地方では経営者はあとから手枷、足枷となる社会保険加入に積極的に踏み込むか苦慮しているのが現状です。確かに優秀な若者を我々の業界に引き込むためには社会保険加入は最低限必要な必須条件と思いますが、若者が売り手市場となり、他業種からも多くの引き合いが続いている現在、社会保険加入の他、休日の問題、作業環境の問題、教育方法の問題、生涯賃金の問題など我々専門工事業者はたくさんの問題を抱えており、ひとつひとつの問題の解決には発注者、元請、下請がベクトルを合わせて議論し、解決策を探らなくては容易に解決できません。我々専門工事業者も精一杯の努力を致します。先日NHK髙松放送局の取材が有り、「四国羅針盤」という番組で「"若手"が辞めていく~離職にあえぐ四国の企業~」と題して30分の番組が組まれました。2時間近くに及んだ収録でしたが使われたのは数分。真意は伝わりませんでしたが報道も注目するほど人手不足が問題になっていることは一般の視聴者に理解頂けたと思います。四国香川県では「職人育成塾」「匠の学び舎アカデミー」等の職人を育てる全く新しい取り組みも全国に先駆けでスタートしております。いろんな切り口でそれぞれの得意な手法で業界全体で若者をこの業界に呼び込む準備が整いつつあります。若者が将来を託せる業種となるために今の我々がもっともっと頑張る必要があります。

 これから人口が減少に転じそれに伴って建築需要も減っていきますが、災害から人を守るのは、計画的な社会資本整備と、その維持管理です。その一翼を担う職業の未来が暗くなってはなりません。明るい未来への希望を抱き、また香川県建築士事務所協会会員の皆様の益々のご活躍と賛助会会員のご隆盛を祈念申しあげ、ご挨拶と致します。


2017年挨拶


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