2018年7月アーカイブ
ご挨拶
(一社)香川県建築士事務所協会
会 長 中村 賢治
(有)中村建築設計事務所
日頃より正会員、賛助会員及び関係各位の皆様方には、本協会の活動にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、前富岡会長の後を受け、「(一社)香川県建築士事務所協会」の新会長として、ご挨拶を申し上げます。
我が協会は、昭和45年4月に設立され昭和46年2月に法人認可を受け、すでに約半世紀(約48年)の歴史を積み重ねてまいりましたが、もはや建築士法第27条の2に基づく団体になり、建築士事務所の業務の適正な運営及び設計等を委託する建築主の利益保護を図ることを目的とし、建築設計・工事監理を通じて地域社会に貢献することを目的とした一般社団法人にまで発展してきたものです。
その歴史の中で富岡学氏におかれましては、5期10年の長きにわたり私達を先導して頂いたことに心から感謝申し上げると共に厚く御礼申し上げる次第であります。
バトンを受けた私もこの大役を全うできますよう皆様方のご指導ご鞭撻をお願いするものであります。
さて、我が協会もご多分に漏れず「2025年問題」を抱えています。私を含めたいわゆる団塊の世代が、2025年までに後期高齢者(75歳以上)に達することにより、若い後継者不足、技術者不足の問題が発生し、介護・医療問題等の発生も懸念されているところです。
その危機感ゆえに、昨年から日事連の指導により、協会内に青年部会を立ち上げ協会全体の若返り化を図ってまいりましたが、今年度からは、理事・監事にも若手を登用し、より一層活性化を図ってまいりたいと思います。
また、協会の正会員と賛助会員との交流と、特に専門分野の入会促進や、名簿・特記仕様書の見直しを行い内部交流の活性化も重要な施策と思っております。
一方、設計業務のもう一つの担い手でもある(一社)香川県設備設計事務所協会との連携も見逃せません。今まで以上に交流を図るよう取り組んでいきたいと思います。皆様方のご協力をお願いするものであります。
諸先輩たちが営々と築き上げてきた協会のこれからの半世紀を見据えて、建築設計業界の社会的地位の向上を目指し、皆様とともに着実に前進してまいりたいと思っておりますので、今後とも会員の皆様の一層のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
2018年挨拶