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社団法人 香川県建築士事務所協会  会長あいさつ

互いに協力し合い社会対応を前向きに

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社団法人 香川県建築士事務所協会
会   長   富岡 学

 

 


 

 正会員、賛助会員、関孫各位の皆様方には、協会の活動になにかとご協力を戴いておりますことを、深く感謝申しあげます。

 一昨年の改正建築基準法に伴う混乱が続いている昨年末には、改正建築士法が施行されました。さらに今年の5月27日からは構造設計一級建築士、設備設計一級建築士による関与の義務づけが施行されます。

 目的は、耐震偽装事件により失われた「建築物の安全性及び建築士制度に対する国民の信頼を回復」することです。

 そのために、過去にはなかった構造設計一級建築士、設備設計一級建築士の講習考査、設計・工事監理業務の適正化と消費者への情報開示のための管理建築士の講習考査、建築士の資質能力の向上のための建築士事務所に所属する建築士に対する3年ごとの定期講習考査、などが義務づけられました。

 しかし構造・設備設計一級建築士の講習考査の終丁者人数の少ない(特に現在建築設備士)ことから、構造・設備設計技術者を必要とする建築士(建築士事務所)、工務店等に技術者を紹介するサポートセンターが、中央と地方(各建築士事務所協会)に設置されました。

 地方サポートセンターは中央サポートセンターヘの各種相談の取次ぎなどを行ないます。しかし具体的なサポートに関しては未知数です。

 また、今年の1月5日から建築士事務所協会は建築士法に基づく法定団体になりました。法定団体になることにより、会員名簿を一般の閲覧に供する業務、苦情の解決業務を行うことになり、建築士制度普及協会が出した新聞広告を見て、相談に来られた方もいます。

 今年度にも建築関係に係る基準ができます。工事監理ガイドライン、住宅瑕疵担保履行法責任保険の引受けの条件となる設計施工基準、昇降機に係る改正建築基準法施行令の施行、等です。

 なお、これらのほか諸方面で入手しました情報がある場合には速やかに会員の皆様方にお伝えしたいと思っております。

 建築士事務所に所属する建築士に対する3年毎の定期講習は(社)香川県建築士会と(社)香川県建築士事務所協会の共催で実施されていますが、その他の講習会も協力して行っております。今後も協力しあって香川県の建築関係に役立つ団体を目指します。
 個人は(社)香川県建築土会へ、建築士事務所は(社)香川県建築士事務所協会への参加を促進して行かねばと思っております。
 ご支援よろしくお願い申しあげます。

 


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この記事について

このページは、sekkei-kagawaが2008年5月16日 11:01に書いた記事です。

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